小正月
1月15日は「小正月」です。
この日の朝に小豆粥を食べる習慣があり、その歴史は古く「枕草子」にも記されているほどです。
小豆は、米や大豆とともに日本人の食生活にかかせない穀物でもあり、小豆のように赤い色の食べ物は、
①体の邪気を取り払うと考えられていること。
②体には赤い血が通っていること。(生きている証でもあります。)
の理由からめでたい日には赤飯として食されました。
ちなみに1月1日から7日までを「大正月」「男の正月」
1月15日を「小正月」「女の正月」とも呼ばれます。
またこの日の前後に(土地によって異なるようですが・・・)
は「左義長」と呼ばれる火祭りが
行なわれます。
この日に正月に飾った門松やしめ飾りを神社の境内で焼き、お正月に天上から降りてきた年神様を、その煙にのってお帰りいただくというものです。
是非、小豆粥を召し上がって今年一年の健康を願ってくださいね。